「口上」 歌舞伎座さよなら公演 二月大歌舞伎 昼の部 2月8日
2010.02.09 (Tue)
仁左衛門 | 公私にわたりかわいがって頂いた。情に溢れた優しい人だがお天気やさん。入院した時に見舞いに行ったら何かブツブツと文句を言っている。看護婦が自分をおじいちゃんと呼んだから。当たり役の多い方だった。2階のロビーで写真展を開催している。 |
玉三郎 | 大先輩ながらおかわいいところがある。60歳の時に初役で京鹿子娘道成寺をなさった。その時に所化で出ていた。自分はきれいか、と(玉三郎に)聞き、おきれいでございます、と言われてから舞台に出ていった。 |
| 三津五郎 | ご機嫌が悪くなるとお稽古をしてもらえない。お稽古前のマージャンにはおじさんに勝ってはいけない。ご機嫌が悪くなってしまうので。 |
| 魁春 | |
| 左團次 | 左團次さんは、大仰に名乗るのがまず客席にうけていました。 自分が「松浦の太鼓」で其角を演じた時、台詞を「大きく息を吸って言うんだよ」と教えてくれた。次の日その場面がくると、おじさん自ら息を大きく吸って教えてくれた。 |
| 梅玉 | 昭和50年の「俊寛」で少将をやった時、お稽古を丁寧に手取り足取りつけてくれた。少将の台詞を小声でリードしてくれた。昭和63年の「俊寛」でも少将をやった、その時がおじさん最後の舞台だった。 |
| 我當 | 十一代目仁左衛門と十七代目勘三郎は従兄弟同士。かわいがってもらった。ワシントン公演では丹左衛門をやった。 |
| 秀太郎 | おじさんはご自分の舞台の無い時には人の芝居をみに行らしていた。ミュージカルとか色々なお芝居を。商業演劇に出ていた頃、波野さんからチョコレートケーキが楽屋に届いた。誰だと思ったらおじさんからで、電話をくれおもしろかったと励ましてもらった時の嬉しさは忘れられない。 |
| 福助 | まず、お父上芝翫さんがお休みであることのお詫び。 芝居の喜怒哀楽の心を教えてもらった。かわいがってもらい、よく使ってもらった。 |
| 橋之助 | 子役時分からかわいがってもらった。4月16日が命日。桜の季節になると思い出す。「ぢいさんばあさん」も「高坏」も舞台には桜が満開。 |
| 錦之助 | 先代錦之助とはおじ甥の間柄。「爪王」の初演の村長は先代錦之助。所縁のある役を務めることができた。 |
| 七之助 | |
| 勘太郎 | |
| 勘三郎 | 22年はあっという間の気がする。22年は22年でございます(ここで観客の笑いをとる)。息子としてありがたく、父も喜んでいるだろう。歌舞伎座もあと2ヶ月ほどで建て替え。23回忌ができて、やっぱり俺は間がいい役者だと笑っている顔が見えるよう。 |
空白のところはすんません。
芝翫さん 「口上」休演 歌舞伎座さよなら公演 二月大歌舞伎
2010.02.08 (Mon)
歌舞伎座さよなら公演二月大歌舞伎昼の部に行ってきました。
芝翫さんが「口上」休演のお知らせの貼り紙に、私の周りの方からも「残念!」との声が聞こえてきました。係員の方に聞くと、4日からお休みなさっているそうです。早くよくなられますように。(貼り紙の左右にあるのは地口行灯)
芝翫さんのいらっしゃらない口上はほんとに残念だったのだけれども、それにしても勘三郎さんをはじめ14人の役者さんたちがずらずらずらと並ぶ様子は見事、華やかなことこの上ない。
平成中村座 信州まつもと大歌舞伎 公演決定
2010.02.08 (Mon)
日程 : 7月2日(金)〜8日(木) 全11公演予定
場所 : まつもと市民芸術館(芸術監督 串田和美)
毎日の記事では、演目は「佐倉義民伝」が候補に挙がっている、という内容でしたが、まつもと市民芸術館の2月7日付けのお知らせによると、「佐倉義民伝」に決定したそうです。
チケットは、4月上旬に市民先行発売、一般向けは5月上旬の予定。
前回の「信州まつもと大歌舞伎 スタッフブログ」は残念ながら既に閉鎖されているようですが、今回はまた市民キャストやサポーターの募集を検討中とのことですから、新たにブログが開設されるのではないでしょうか。
京都南座 今年の歌舞伎公演
2010.02.07 (Sun)
南座での歌舞伎公演は、既に2月の歌舞伎鑑賞教室(2月10日〜14日)と、三月花形歌舞伎(3月5日〜27日)の公演案内を歌舞伎美人で確認することができますが、それ以降の公演予定が今朝の新聞に掲載されていたそうです。
5月からは歌舞伎座での公演がしばらく無いなどとはいまだ実感がわかないのですが、その時がくるときっとなんだか心がぽっかりしてしまうのだろうな。暑い夏の余韻がまだ残っているであろう京都の9月の南座は是非行ってみたいものであるよなぁ。
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NHKBShi 「市川亀治郎 突っ走る歌舞伎の“異端児”」
2010.02.06 (Sat)
亀治郎さんのテレビ出演情報。
現在博多座で上演中の「金幣猿島群」に取り組む亀治郎さんが取り上げられているようです。見応えありそう!
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演劇界 2010年3月号
2010.02.05 (Fri)
![]() | 演劇界 2010年 03月号 (2010/02/05) |
表紙は橋之助さんの濡髪長五郎。
田之助さんのインタビュー記事がとてもおもしろかった。田之助さん、六代目の松王の「寺子屋」で小太郎と菅秀才のお一人で両方やられたのですって。何度ものお着替えがたいへん。みてみたかったな。力士のプロフィールを暗記して、相撲好きの六代目にかわいがられたという田之助さん、お相撲好きはもうこの頃からだったのですね。
歌六さんのインタビューも読み応えがありました。若い頃、まだミュージカルをやる前の劇団四季に2年間いらしたなんてびっくり。お父上を早くに亡くされた歌六さん、だめ出しの厳しかったお祖母さまの小川ひなさん、褒め上手だった錦之助さんなどなど、色々な方に教わってきたというお話がとても印象深い。
今月の舞台写真、やっぱすごいのは滝のように降り注ぐ水の中、金鯱を諸手で頭上高く差し上げる菊之助さん半裸の勇壮なお姿でしょう。海老蔵さんは憎々しげな仁木弾正。
「春興鏡獅子」
2010.02.04 (Thu)
新橋演舞場初春花形歌舞伎
新歌舞伎十八番の内 「春興鏡獅子」
海老蔵さんの弥生、てとにかくでかいのだけれど、でかいのにもかかわらず、恥ずかしげな様子がなんだかとても可愛らしい。恥ずかしがって一度は逃げ出すその逃げ足も速く、その時に海老蔵さんに振り払われた局吉野の歌江さんが結構すごい音をたてて倒れたのにはちょっと心配してしまいました。
再び現れ覚悟を決めて踊り始める海老蔵さんの弥生。その曇りのない目に若い娘の品のよさが浮かび、海老蔵さんであることをまるで忘れてしまいそうな邪気のないかわいらしさが覗きます。時鳥を目で追う様子には、こちらにもほんとうに鳥がみえたようでハッとしました。二枚扇の踊りでは、扇がひらひらと弥生のまわりを舞う様子がとても美しく、手に持つ扇一枚を閉じ客席をみる弥生の邪心の全く無い目が澄んでいたのがとても印象深い。手にした獅子頭が蝶を追い始めるのに何事かと驚き、すべりこむように七三に進み揚幕へと消えてゆく弥生の様子も鮮やかでした。
そして現れた獅子の精は、まるで人形のような優美さに輝いていました。踏む足音は高らかに響き、跳躍の高さには息を呑み、毛先が流麗にうねる軌跡は目の奥にはっきりと残っています。
婦人画報3月号/NHK教育「にほんごであそぼ」2月は「本朝廿四孝」 / 吉太郎さん
2010.02.03 (Wed)
![]() | 婦人画報 2010年 03月号 (2010/02/01) |
婦人画報3月号は、「ありがとう、さようなら歌舞伎座」の記事に読み出があり、とてもおもしろかった。
昭和20年5月25日、新橋演舞場での千龝楽を終えた芝翫さん(当時は福助)、その夜の東京大空襲で命からがら逃げ、歌舞伎座が焼けた知らせにも当初は嘆く余裕すらなく、破風造りの大屋根が焼け落ちた歌舞伎座を実際に目にして初めて悲しみが襲ってきた、などなどと語られるお話は一気に読めてしまいました。
芝翫さんを中心に6人のお孫さんたち(勘太郎さん、七之助さん、児太郎さん、国生さん、宗生さん、宜生さん)がずらりと並んだ「雪傾城」の舞台写真も見事だなぁ。これだけたくさんの男のお孫さんに恵まれた芝翫さんはほんとに幸せだな、と思いました。
児太郎さん、国生さん、宗生さん、宜生さんが歌舞伎座への思いを語っているのもおもしろい。
゜・* .。.: ★:☆:★.: *・
NHK教育「にほんごであそぼ」、今月の歌舞伎は「本朝廿四孝」。亀治郎さんの「翼が欲しい、羽根が欲しい・・・」。うわっ、ライトが強烈!!!亀治郎さんの八重垣姫の白く塗られた顔が、照明の光に美しく浮かび上がっています。
゜・* .。.: ★:☆:★.: *・
上方歌舞伎に、愛之助さん以来28年ぶりに部屋子が誕生したそうです。上村吉太朗(かみむらきちたろう)くん、8歳。小学3年生で我當さんの部屋子に。昨年12月に南座でお披露目があったそうで、この度の産経ニュースで始めて知りました。2010年度版のかぶき手帖を繰ると、あっ、ほんとだ、吉太郎さんのお名前が載ってる。「もっといろいろ勉強して、女形も立役もやれるようになりたい」という吉太郎さんのこれからが楽しみです。
「召しませ、歌舞伎」
2010.02.02 (Tue)
![]() | 召しませ、歌舞伎 (2010/01/29) 狩野 真央 |
本屋さんに、海老蔵さんと茂木さんの対談の掲載されているGrazia3月号と、「ありがとう、さようなら歌舞伎座」特集掲載の「婦人画報」3月号を探しに行ったのだけれど、平台に積み重ねられていたこちらの本の表紙に思わずぎょぎょっとしたのでした。
歌舞伎の世界へと誘うエッセイマンガ。
仁左衛門さん、玉三郎さん、海老蔵さんなどなどもマンガで登場していました。
それにもぎょぎょっだったなぁ。
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御名残四月大歌舞伎 配役
2010.02.01 (Mon)
第一部「御名残木挽闇争」では、悪七兵衛景清が三津五郎さん、典侍の局が魁春さん、小林舞鶴は時蔵さん。
「熊谷陣屋」は、熊谷直実が吉右衛門さん、弥陀六は富十郎さん、藤の方が魁春さん、義経の梅玉さんに相模の藤十郎さん。
「連獅子」では勘三郎さん、勘太郎さん、七之助さんの親子の競演をみることができます。楽しみ。
第二部「寺子屋」は、松王丸が幸四郎さん、千代が玉三郎さん、園生の前が時蔵さんで戸浪が勘三郎さん、武部源蔵は仁左衛門さん。仁左衛門さんの源蔵、て魅力だわ。
「三人吉三」の三人がまた強力。お嬢吉三の菊五郎さん、和尚吉三の團十郎さん、お坊吉三の吉右衛門さん。
「藤娘」は家人の怖れていたとおり(???)藤十郎さん。
第三部「実録先代萩」、乳人浅岡は芝翫さん、片倉小十郎が幸四郎さん。
「助六」などは超豪華キャスト。團十郎さんの助六に玉三郎さんの揚巻、勘三郎さんの通人に福山のかつぎは三津五郎さん、三浦屋白玉は福助さん、満江が東蔵さんで、髭の意休は左團次さん、くわんぺら門兵衛は仁左衛門さん、そして白酒売新兵衛が菊五郎さん。オールスターキャストで今の歌舞伎座最後の演目を締めます。
で、この中には海老蔵さんのお名前は全く見当たらないのでした。でも、お顔くらいはみせてくれるのかしら、と思いたいのだけれど。
「寿曽我対面」 新橋演舞場 初春花形歌舞伎
2010.01.31 (Sun)
え〜っと、それから感想書こうと思って残していたメモもほとんどが放置・・・(^o^;A とりあえず演舞場昼の部のがでてきたので・・・
「寿曽我対面」
右近さんの工藤祐経は見事な貫禄。五郎、十郎を呼び出しにかかる小林朝比奈の猿弥さんのお声も立派。五郎、十郎を笑おうとする梶原平次景高の新十郎さんのお声もよく響く。
獅童さんの五郎は身体を大きくみせようとしているのだけれども、力んでいるため逆に小さく見えてしまったのが残念。はやる気持ちを兄十郎に止められ「いやだいやだ堪忍袋の尾が切れた」でやっと獅童さんらしい、ちょっとやんちゃな駄々っ子風の調子になったなぁと思った。
笑也さんの十郎、柔らかい身体の動きに兄らしい思慮深さがみえた。化粧坂少将の春猿さんが華やか。大磯の虎の笑三郎さんは芯のある美しさ。
もう眠くなってきたので「黒塚」「鏡獅子」は明日・・・たぶん。
海老蔵さんと麻央さんの婚約会見をみて
2010.01.30 (Sat)
SANSPO.COM によりますと、どうやら、新居の地下部分はガレージとサウナつきの浴室で占められているらしい(関係者談・・・関係者、てリフォーム業者がしゃべっちゃったのかな???)
そして、asahi.com では「麻央は1000万円婚約指輪に230万円振り袖」の見出しが(お値段は推定)。辻が花の総絞りの振袖は品がよく、ほんとにとっても素敵でした。
毎日jp では婚約会見を全部文字におこしてくれているので、改めて読み返しながら、若いお二人のただ今の素直な気持ちの溢れるよい会見だったな〜、と思うと同時に、海老蔵さんと麻央さんの周りにはまるで春の花がひと足早く咲き始めているようなあたたかさを感じたのでした。
そして何よりも、鋭く研ぎ澄まされたようだった海老蔵さんの目が、婚約会見ではあたたかく柔和な光を宿していたのが一番印象的だったです。






