「新・水滸伝」 チケットWeb松竹 発売日
2008.05.31 (Sat)
● 歌舞伎会 6月8日(日)10:00〜 チケットWeb松竹 先行販売
● 一般 6月15日(日)10:00〜 チケットWeb松竹 販売
歌舞伎会会員先行販売で満席となった場合、一般販売用に別枠で座席の用意があるそうです。
6月4日追記:歌舞伎会カウント対象興行ではありません。
国立劇場11月歌舞伎公演 「江戸宵闇妖鉤爪(えどのやみあやしのかぎづめ)」
2008.05.31 (Sat)
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わたしゃ初め、宝塚かと思ったよ。 江戸川乱歩の作品と歌舞伎を結びつけるなんて、今迄考えたことありませんでした。
でも、成程、江戸川乱歩の、どこかいかがわしい妖しい香りと歌舞伎は、ぴったりあっていると思います。
読んだことないけれど、原作本。
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”明智小五郎 VS 人間と豹の間に生れ落ちたか、という、怪しい眼光を宿し野獣の爪牙と猫属の舌を持つ殺人鬼” の物語だそうです。
で、
明智小五郎は、染五郎???
人間豹は、幸四郎???
それとも、その逆???
染五郎、大凧で宙乗り、てことは、犯人役で、凧で逃走???
二十一世紀歌舞伎組 「新・水滸伝」 チケット情報
2008.05.30 (Fri)
PARCO劇場のサイト(会場は、ル テアトル銀座) によると、二十一世紀歌舞伎組 「新・水滸伝」 のチケット、”チケットWeb松竹”でも扱われるようです。Web松竹のサイトには、今日の時点では、まだ発売日が出ていません。歌舞伎会の先行発売はあるのか、購入回数のカウントはされるのか、どうなるのでしょう。
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なかにし礼さん 「私と河東節」 in 読売新聞
2008.05.29 (Thu)
「十寸見東礼(ますみとうれい)」の名で、河東節の名取になったなかにしさんは、海老蔵丈の、新之助時代の新橋演舞場での「助六」で、初めて出演なさったそうです。
習い始めには、西洋音楽との違いに戸惑い、五線譜に書き換えたりして苦闘した、というお話も興味深く、また、舞台から観る歌舞伎は、客席で見ていた時とは全く異なり、とても幻想的で、歌舞伎の懐に飛び込み、秘密を覗いた感覚なのだそうです。
昔は、河東節は旦那衆の芸だったが、今は、旦那がいない、だから、もっと経済人でも歌舞伎を愛して舞台に出て、世界に誇れる伝統芸を肌身で感じてほしい、と記事は締めくくられています。
う〜〜〜ん、やれるものならやってみたいけれど、先立つものが・・・・・・・ (;^_^ A
YOMIURI ONLINE でその記事を読むことができます。
玉三郎丈 in 読売新聞
2008.05.28 (Wed)
中国の伝統芸能、昆劇で、中国人俳優と共演した玉三郎丈。『中国語で話し、歌う。姿形、声の美しさに観客は息をのみ、本場での挑戦は成功裏に終わった。』と記されています。
興味深かったのは、次の記述。
『文化の違いからか、現地の客はおしゃべりが止まらず、報道陣のマナーも悪い。だが、「牡丹亭」の最終盤「離魂」で、玉三郎がはかなく、恋心のゆえに消えかかるろうそくの火のような場面を演じると、劇場は静まり返り、観客の視線は舞台に集中した。一人の役者が、その持てる芸で客を圧倒しきった瞬間だった。』
中国での公演(伝統芸にかぎらず)での客席では、話し声や、携帯電話の着信音があたりまえのように聞こえてくる、と聞いて驚いたことがあるのですが、その客席を静寂をもって制する玉三郎丈の力、お国は違っても、人間の心に響いてくるものは変わらないのだなぁ、と感動しました。
平成中村座 ベルリン公演 「夏祭浪花鑑」 NHKで放映
2008.05.28 (Wed)
5月にベルリンで上演されたばかりのほやほやの舞台。
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ニューヨーク公演では、ニューヨーク警察が登場するというお楽しみがありましたが、今回もベルリンらしい趣向がこらされているそうです。 楽しみ〜〜〜。
五月大歌舞伎 昼の部 新橋演舞場 その2
2008.05.26 (Mon)
一、彦山権現誓助剱 毛谷村(けやむら)
人が好いうえ、剣術の腕前も実はすごい六助、染五郎に、女ながらに腕が立ち、だけど、やっぱり女で、好きな殿御の前ではたちまちしおらしい姿になってみせるお園の亀治郎。この二人の関わり合いがおもしろい。
まずは、天蓋とってかんばせ見せる亀治郎が美しい。そして、その美しき女丈夫が勇ましく六助に対し刀を構えるのだけれど、相手が、実は自分の許婚の六助であるとわかるや、脇に抱えて守っていた大事な甥っ子弥三松取り落とすほど驚き、途端にしおらしくかいがいしく馴れない台所仕事を始めちゃう。好きな男の子のためなら、普段は勇ましい女の子が、急に家庭的なところを見せようとするのも、昔よく読んだ少女マンガでも、よくあるパターン。男女関係の機微は、時代が変わろうと、永遠不滅でござるなぁ。一方六助、お園が師匠の娘と知り、途端に、そこら辺に適当にころがっていたお釜を使ってまで、お園との間に境をつくり、相手との身分の違いをわきまえてかしこまる、という方は、さすがに今の時代には、なかなかみられないかも。この二人の関係は、今ならたとえば、社長のご令嬢と、運転手の息子???この逆バージョンなら、「麗しのサブリナ」のハンフリー・ボガートと、オードリー・ヘップバーンですね。
脱線しました (´Д`A;)
染五郎丈、好人物の六助をのびのびと、演じていて、好感がもてました。吉之丞丈の後室(品があって、よいお顔)と、金包みをはっしとばかりに投げ合うのは、笑えた。微塵弾正の錦之助丈、きれいなお顔立ちだけに、弾正の冷たさが引き立つ。
二、上 藤娘(ふじむすめ)
福助丈、あでやか。 真っ暗な場内、次の瞬間、ぱーっ、と眩しいくらいのライトが照る中、藤の大きな房と共に出現する。まさに、藤から抜け出してきた、藤の精。美しい。松の枝にからむ、巨大な藤の房々を自分を引き立たせる道具にし、歌舞伎座の観客の視線を自分一人に集める。見事。
中 三社祭(さんじゃまつり)
染五郎丈、亀治郎丈の、まずは、後姿のままの人形が揺れている様子を表した振りがおもしろい。飛んだり、踏ん張ったり、足を踏み鳴らしたり、と若い人の踊りは小気味がよい。
下 勢獅子(きおいじし)
幕が振り落とされ、賑やかな祭の場に転換。錦之助丈がかっこよかった・・・気がする・・・この辺、睡魔に襲われてたので、すんません。
配役は【Read More・・・で】
五月大歌舞伎 昼の部 新橋演舞場
2008.05.25 (Sun)
演舞場の正面の写真をアップしてみたのですが、う〜ん、相当苦しい。建物としては、悪くないと思うのだけれど、歌舞伎座のようには、絵にならないのでした。あのうずまきのようなくるくる、写真にとって初めて気がついたのだけれど、一体なんなのだろう。
まずは、一番おもしろかった、「一本刀土俵入」から。
昼の部
三、一本刀土俵入(いっぽんがたなどひょういり)
いやぁ〜、吉右衛門丈の駒形茂兵衛にはまいりました。吉本新喜劇かなんかで、大人が、わざと小さな衣裳着て、子供の役やってるみたいなおかしみがあり、それに、山下清のような朴訥なしゃべりが加わり、ほのぼのとした、あったかいものが、伝わってきました。裸足で、茫洋として、酌婦にも、こんな色気が無い男は相手にしたくないと言われる始末。その茂兵衛に、安孫子屋二階から気っ風良く声をかける芝雀丈が粋。客席に後姿をみせて三味線をつまびくそのうなじの白いこと、色っぽいこと。
亡くなった母親の墓の前で、横綱の土俵入りをみせたいという夢を語る茂兵衛に、離れた所に母親は生きてはいるものの、いい日を送ってるわけではないだろう、という芝雀お蔦。その二人のやりとりが、しみじみと胸にしみ、お蔦が茂兵衛に金子だけでなく、簪まで与えるところは、泣けました。
歌昇丈のヤー公、腹に茂兵衛の頭突きをくらって、次の場面では、そこに黒い膏薬はってでてきたのが、おもしろかった。また、利根の渡しの場で、茂兵衛食べていたもの、白くってひっぱるとやたらのびていたから、おもちだったのかなぁ。舞台袖で、焼いてるのかしらん。
大詰めでは、茂兵衛大変身。渡世人となった彼は、しゃべりかたまで、てきぱきとしちゃってる。(イヤホンガイドによると、渡世人、無宿者は、人別帳、いわゆる戸籍のない者らしく、かっこよくみえても、結構悲しい存在なんだ〜、と思いました。)
お蔦が死んでいたと思っていた夫辰三郎が実は生きていたなんて、あんまり唐突でしたが、錦之介丈、すっきりとしたいい男。けど、やっぱ、お金作ろうと、いかさましちゃって、ばれちゃうのも情けないなぁ、人間臭いけど。その辰三郎を喜んで迎えてやるお蔦も人間臭くって、世の中こんなもんか、とも思ってしまいました。
家族三人逃がしてやり、大暴れに追っ手をやっつけた駒形。これがしがない土俵入りと、桜のはらはら散る中、立ち尽くす様子が、なんとも胸にせまる、吉右衛門丈大活躍の、しみじみする一編でした。
「歌舞伎のかわいい衣裳図鑑」
2008.05.24 (Sat)
![]() | 歌舞伎のかわいい衣裳図鑑 (2008/04/23) 君野 倫子 著 市川染五郎 監修 商品詳細を見る |
市川染五郎丈、監修。
『役柄によって変わる着物や小道具、裏方の仕事や歌舞伎鑑賞の作法まで、豊富な写真で歌舞伎の世界を紹介。髪飾りの使い方、色柄のコーディネートの妙なで、着物のおしゃれ指南書としても役立ちそう』 という内容だそうです。
赤と緑の配色が鮮やかで、題名どおりにとてもかわいらしい表紙です。
團菊祭五月大歌舞伎 昼の部
2008.05.23 (Fri)
團菊祭五月大歌舞伎 昼の部 2回目
一、義経千本桜 (よしつねせんぼんざくら)
渡海屋 大物浦
凄し、海老蔵。 …(゚□゚;)(。□。;)(;゚□゚)!!!!!!!!!
花道、厚司を着込んで颯爽と、高い歯の下駄を鳴らして出てくる。その大きいこと。舞台でその下駄を脱いでもまだ権十郎丈の相模五郎、市蔵丈の入江丹蔵より大きい。この二人を投げる前からもうこれで勝負は決まり。舞台中央にどっかと座を据え煙管をくゆらす姿は、そこから光を発しているよう。
恵まれた大きな眼をつかっての演技も出色。白糸縅の鎧に身を固め、出陣の杯をかわす、その時、典侍の局と見交わす悲壮な目、厳しい表情。引っ込み花道での見得も、これから起こる悲劇を予感させる。波間に漂うように両腕両袖をゆらし出陣する様子には、既に幽鬼の相も漂ってくる。
その真白が大物浦では無残にも血塗られる。七三で敵の雑兵を押し戻し開けたる口中に広がる真っ赤な血。安徳天皇の居場所を捜すも、舞台中央によろめき力尽きて崩れ落ち、剥いた白目。この悪鬼の形相が幼子安徳天皇の清らかな御声にいさめられ、恨みの念を捨て三悪道の苦しみの語りへと進むのだが、舞台に膝をついたままの限られた動きで、その嘆きをたっぷり聞かせる。見事。
安徳天皇に禍が及ぶのをよしとせず、自らを滅ぼす知盛。息も絶え絶えに、最後の力をふりしぼり、太い縄を身体に巻きつける。その壮絶さ。重い碇の下に身体をもぐらせ、渾身の力を込めて持ち上げる。その迫力。最後まで、海老蔵の知盛に、のめりこんでしまいました。素晴らしかった。
魁春丈、知盛の船が沈んだ際にみせる、深い悲しみの表情に、胸を打たれる。
二、六歌仙容彩
喜撰 (きせん)
三津五郎丈のおどけた振りに、心がなごむ。時蔵丈も、品良く、粋。
所化の萬太郎、睫毛が長くかわいい。
同じく所化の梅丸、三津五郎丈の踊りを、一心に見つめる目がよい。
三、極付 幡随長兵衛 (ばんずいちょうべえ)
冒頭は、コミカルなシーンも見られる。市蔵さんが、新十郎が中間をぽかりとやっつけたのを見て、自分も劇中、和尚をぽかりとやっちゃってるのに、”あ゛〜〜っ、殴っちゃったよ!”なんて感じだったのが、面白かった。
序幕、村山座では、長兵衛の子分、権十郎、松緑、海老蔵が、客席を駆け抜けて舞台に上がるのだが、ここでも、水野につっかかろうとする海老蔵、親父さんの團十郎丈に止められながらも、勢いは止められない状態で、團十郎丈の頭を越さんばかり。
長兵衛宅、訪ねて来た者が、水野からの使者だとわかるやいなや、電光石火、子分達、がばっ、とばかりに喧嘩支度。海老蔵、この時一瞬のうちに、畳をばんと叩き、裾をからげ、腕まくり。早業に勢いあり。松緑丈は、鉢巻まで巻いてしまう。
團十郎丈に菊五郎丈、風呂場で、七五調のやりとりを聞かせてくれる。それにしても、風呂に入れ、と相手を丸腰にして、かかってゆく水野は、卑怯。イヤホンガイドによれば、この水野、後々ちゃ〜んと、切腹させられるそうです。ちょっと溜飲。
新十郎丈、気っ風のよい舞台番。名題昇進おめでとうございます。
市蔵丈の公平、月代が、なぜか、柔らかく光るパール色の青だったが笑えた。
萬次郎丈、相変わらずの声のよさ。
藤十郎丈、死に行くと分かっている夫を送り出す悲しみを哀切に表現。
八月納涼大歌舞伎 演目発表 野田版 愛陀姫(あいだひめ)
2008.05.22 (Thu)
歌舞伎美人のサイトで、八月納涼大歌舞伎の演目が発表されていました。
福助丈の「女暫」、引っ込みが楽しみ。
それから、な、なんですと、「野田版 愛陀姫(あいだひめ)」???
BIGLOBEニュースによると、ヴェルディのオペラ「アイーダ」を下敷きにしたものだそう。野田秀樹さんの、”野田版歌舞伎”。「アイーダ」の舞台、古代エジプトを日本の戦国時代に置き換え、敵対する尾張と美濃の2つの国の姫たちが、1人の武将をめぐって繰り広げる恋の争奪戦だということだそうです。
てことは、「アイーダ」の音楽、たとえば、サッカーの試合などでよくかかる、あの有名な凱旋行進曲なんかを、三味線、鳴り物でやっちゃう、てこと???!!!これは、みものです〜。
アイーダの愛陀姫を七之介、恋敵アムネリス、濃姫をおとっつあんの勘三郎、父子で、恋の火花を散らします。で、二人に思われるラダメスは、木村駄目助座衛門なんてへんてこな名前の橋之助なのかなぁ。あっ、≪きむらだめすけざえもん≫。あの、かっこいいラダメスをこんなへんてこりんな名前にしてしまうとこからも、こりゃ、一筋縄ではいかないお芝居だってことがうかがえます。 ドミンゴ、パヴァロッティなど、錚々たるテノールが歌い上げてきたラダメスは、一体どう料理されるのでしょうか。
「アイーダ」のあらすじは、こちらから
![]() | ヴェルディ:歌劇《アイーダ》全3幕 (2005/11/09) 出演:パヴァロッティ 商品詳細を見る |
第一部
一.女暫
巴御前 福助
手塚太郎光盛 三津五郎
轟坊震斎 勘太郎
女鯰若菜実は樋口妹若菜 七之介
蒲冠者範頼 彌十郎
舞台番 勘三郎
二.三人連獅子 (さんにんれんじし)
親獅子 橋之助
子獅子 国生
母獅子 扇雀
三.眠駱駝物語 らくだ
紙屑買久六 勘三郎
駱駝の馬太郎 亀治郎
手斧目半次 三津五郎
第二部
一、つばくろは帰る(つばくろはかえる)
大工文五郎 三津五郎
八重菊おしの 扇雀
弟子三次郎 勘太郎
舞妓みつ 七之介
安之助 小 吉
弟子鉄之助 巳之介
蒲団屋万蔵 彌十郎
祗園芸妓君香 福助
二、大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)
酒呑童子 勘三郎
濯ぎ女 若狭 福 助
同なでしこ 七之助
同 わらび 松 也
卜部季武 巳之助
碓井貞光 新 悟
坂田公時 勘太郎
渡辺綱 彌十郎
平井保昌 橋之助
源頼光 扇 雀
第三部
一、新歌舞伎十八番の内 紅葉狩(もみじがり)
更科姫実は戸隠山の鬼女 勘太郎
山 神 巳之助
従者右源太 高麗蔵
同 左源太 亀 蔵
侍女野菊 鶴 松
腰元岩橋 市 蔵
局田毎 家 橘
余吾将軍平維茂 橋之助
二、野田版 愛陀姫(あいだひめ)
濃姫 勘三郎
愛陀姫 七之助
木村駄目助座衛門 橋之助
鈴木主水之助 勘太郎
多々木斬蔵 亀 蔵
斎藤道三 彌十郎
祈祷師荏原 扇 雀
同 細毛 福 助
織田信秀 三津五郎
團十郎丈 読売新聞エンターテインメント欄に登場
2008.05.20 (Tue)
YOMIURI ONLINE 『好評 團十郎丈の歌舞伎史観』
この本は、團十郎丈が、昨年9月に青山学院大学文学部に招かれ、客員教授として行った集中講義「歌舞伎の伝統と美学」を新書にまとめたもの。
今日、本屋さんでみつけて求めてきた私。成程、奥付を見ると、5月16日付で、既に第2刷になっていました。(第1刷は4月30日)
序文では、御自分のお名前の「團」の字が「団」ではないことにご注意を、と言っておられます。残念ながら、新聞などでは、「團」の字は、当用漢字にないため、「団十郎」と表記されてしまうそうです。本文では、代々の團十郎の芸風、役者からみた歌舞伎の名作ウラ話などが、とてもわかりやすく語られています。
そして、嬉しかったのは、團十郎丈、12歳の頃の美顔のアップや、「毛抜」で錦の前に扮し、十一代目の粂寺弾正と並んでいるお写真を拝見できたこと。
一気に読んでしまえる、とても面白い御本でした。
![]() | 團十郎の歌舞伎案内 (PHP新書 519) 市川 團十郎(十二代目) 商品詳細を見る |
演劇界6月号の表紙も、團十郎丈(熊谷次郎直実)。 迫力あり〜。 目次はこちら
![]() | 演劇界 2008年 6月号 (2008/05/08) 商品詳細を見る |
出石 永楽館 杮落公演に愛之助丈登場
2008.05.19 (Mon)
え〜〜〜〜、出石に芝居小屋ができたんだ〜。
昔、行ったことあるのです。出石。出石も城崎温泉と同じく豊岡市にあり、山の中の、おそばが少し有名なくらいの町、という覚えしかないのですが、芝居小屋ができていたとは・・・。とはいえ、もともとは、1901年(明治34年)に建設されたものを、復元したそうです。
出石 永楽館 HP
兵庫県のかなり北の方なので、大阪からは、JRとバスの乗り継ぎでどうしても3時間ほどはかかってしまいそうですが、都会の喧騒から離れた場所でお芝居を楽しむという、普段とは違った時間の流れを感じることのできそうな気もします。
復元工事の写真が案内されていますが、平桟敷席には、床暖房が導入されている模様。冬には、ほこほこしそうです。
杮落公演は、
日 程…8月1日(金)〜5日(火)
第一部(午前11時30分開演)/第二部(午後4時開演) 計10回公演
演 目…一、操り三番叟 二、口上 三、奴道成寺(第一部、第二部とも)
出演者…片岡愛之助 中村壱太郎 片岡秀太郎
観覧料…A席券 10,000円 B席券 8,000円(第一部、第二部とも)
1公演の定員…332席(A席/278、B席/54)
チケットの入手方法については、永楽館HPで。
團十郎 in 「いきいき」6月号
2008.05.17 (Sat)
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「いきいき」は、書店では売られておらず、1年間あるいは3年間の定期購読雑誌だそうです。バックナンバーならば1冊から購入できるそう。
詳しくは、こちらの「いきいきサイト」で。
平成中村座 ベルリン公演 初日迎える
2008.05.16 (Fri)
勘三郎丈が、立ち回りで、立てられた梯子に上る様子や、カーテンコールの模様、総立ちになるベルリンの客席、「シリアスなドラマにコミカルな場面も入っていたのが面白かった。」 と語るドイツ人の観客、「現地の人たちは、ショーではなく、ドラマとしてみてくれた。」 と語る勘三郎丈、などなど。
大成功に終わった初日の様子でした。
おめでとうございます!!!
わが魂は輝く水なり
2008.05.15 (Thu)
5月13日(火) シアターコクーン 14時〜
楽しみにしていた公演。
菊之助が珠玉。この世のものではない、平実盛の息子、五郎、ストリングスの響くなか、鎧の上に纏った薄物をたなびかせての登場からして人間ではない気配を感じさせる。(もちろん、舞台に風を送っているからなびくんでしょうけれど・・・)
そして、流麗に、口元からこぼれる台詞の数々。声よく、滑舌よく、歌舞伎のゆったりとした調子とは真逆な、テンポよく歯切れのよい膨大なセリフが、菊之助の中から水の流るる如く溢れ出てくる。
胸元まである髪(もちろん鬘)は、まるで女性のもののような美しい輝きを帯びている(キューティクルでツヤツヤでさらさら、てことです、中国から輸入の人毛か???)。
この菊之助が度々客席中程より登場するのだから、端席とはいえ、前方に腰掛けていた私は、興奮して、食い入るように、菊ちゃんのお顔を見つめてしまいました。通路側の方々、おうらやましい〜。
そして、萬斎さんの実盛、実年齢よりはるか上の年老いた武将。萬斎さんにそれをやらせるのは、少々贅沢。彼なら、息子の五郎をやっても、決しておかしくはないだろう。終盤の殺陣では、鋭い身体の切れを見せ、さすが、とうならさられる。 カーテンコール時、一人、舞台中央奥より若々しい足取りで登場したのが、一番萬斎さんらしかったな。その萬斎さんに温かい眼差しを向ける菊ちゃんの笑顔もとても素敵でした。
舞台転換はあざやか。たとえば、冒頭、菊之助が森の中さまよい出て来たと思うと、無数の兵士が倒れる戦場となり、さらに一瞬のうちにそれが、花が房を見事に垂らし、実盛が戦場より帰りくる場面へと転換するのだ。
そして、狂気の集団として描かれる、木曽義仲軍。狂気を帯びているのは他人なのか、それとも自分なのか。その狂気に踏み込む前に、はかなくなってしまった五郎。この世の者ではない時間の止まってしまった我が息子と対話し続け、自らを若作りして最後の戦いに臨む老骨実盛。正気にみえながらも、決して尋常であるとは思えない巴。義仲軍の理想に惹かれながらも、結局はその現実の姿を思い知らされる六郎。物語のちょっとした息抜きをさせてくれるボケ役の惟盛。名は連呼されるものの、姿は現さない義仲。それぞれの役柄がぶつかり合う様が緊迫感をうみだすのだが、その化学反応は、こちらの想定内にとどまっているようにも思えたのがやや物足りなかったかな、でした。
海老蔵 in CNN ENGLISH EXPRESS 6月号
2008.05.12 (Mon)
DVDとCD付き。海老蔵のインタビューの映像をみることもできるそうです。1,400円。
こちらのCNNのサイトからも、そのインタビューの模様を見ることができます。
![]() | CNN ENGLISH EXPRESS (イングリッシュ・ エクスプレス) 2008年 6月号 (2008/05/07) 商品詳細を見る |
團菊祭五月大歌舞伎 昼の部
2008.05.11 (Sun)
一、義経千本桜 (よしつねせんぼんざくら)
渡海屋 大物浦
花道出の海老蔵の銀平、大きい、大きい。厚司の衣裳も大きいのだけれど、それを着こなし、颯爽と歩を進める。かっこいい。白糸縅の鎧姿も、その白が目に眩しく美しい。
大物浦では、その眩しい白が血塗れになったまま、花道に現れる様子も恐ろしい。大きく開けた口の中まで、真っ赤だった。衣裳や、身体に飛び散る血糊。額の血糊は、特に色濃く、よりリアルで、痛々しい。深手を負った身体で、荒い息を吐きながら、倒れては起き上がる、その執念。知盛に、義経を仇に思うなと諭す安徳天皇の無垢な姿との対比が、みる者の胸を打つ。今回は、この安徳天皇の子役の演技もうまく、この物語の悲劇性がよりくっきりとした輪郭をみせた。
二、六歌仙容彩
喜撰 (きせん)
三津五郎さんのおどけた様子は、ほんとはまり役。みている方の力も抜けて、思い切り楽しめる。時蔵さんの踊りも美しいなぁ。松也、梅枝、萬太郎、巳之助などなどの所化が、お楽しみでありました。
三、極付 幡随長兵衛 (ばんずいちょうべえ)
團十郎丈の長兵衛、客席から登場。嬉しいなぁ。そして、新十郎さんも、おめでとうございます。どたどたと駆け込む音がすると思ったら、海老蔵も、権十郎、松緑さんと客席を駆け抜け登場し、舞台に上がる。わたくし、碇知盛のことで、頭が一杯だったので、これにも海老蔵登場してるの、失念しておりました。嬉しい。二幕目、長兵衛内に、使いの者が現れ、水野からの使者だとわかった途端の緊迫感すごし。のんびり座っていた子分達が、瞬間立ち上がり、あっという間に喧嘩モードになるのだもの。女房お時の藤十郎丈、夫長兵衛を案ずる気持ちが伝わってくるなぁ。それにしても、水野は卑怯だ。長兵衛も、わざわざやられにいくことないのにと思うのだけれども、なんで水野の屋敷まで行っちゃうのかねぇ、て行かなければ、お芝居にならないのだけれど。お風呂場での斬りあいは、ほんと恐い。長兵衛丸腰ですもんね。ちょっとみてるのも辛かったです。
今回は、前の座席の方のお背が高く、舞台が分断されて、非常に見にくく、集中できなかったのが残念。ちょうどもう一度行く予定にしていたので、その時に、もちょっとちゃんとした感想書けたら、です。
團菊祭五月大歌舞伎 夜の部
2008.05.09 (Fri)
一、通し狂言
青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)
白浪五人男
序 幕 初瀬寺花見の場
丁度20歳となった梅枝。赤姫姿に若さが美しく匂い立つ。局の田之助さん、久し振りに見て嬉しくなる。小太郎(菊五郎)に、お家再興できるまで添うことはできないといわれた梅枝の千寿姫に、田之助丈ジェスチャーで自害の真似事しろと指南する様子が面白い。お家乗っ取りを企む團蔵さんの典蔵、いつもながら、憎々しげさがはまり役。左團次さん、納戸色の衣裳が美しい。三津五郎さん、かさをとり、月を眺めるその様子に、こちらにまで、ほんとうに月が見えるよう。
神輿ヶ嶽の場
千寿姫、許婚の小太郎が実は盗賊弁天小僧菊之助だと知って、嘆く様子の動き、梅枝がとても美しい。日本駄右衛門の團十郎、貫禄あるなぁ、いるだけで様になっている。イヤホンガイドで、小山観翁さんに、大きく見えるのは大きく動くからか,と聞かれ、いえ、動かないようにしているんですよ、と答える團十郎丈。こんな駄右衛門に、弁天小僧菊之助がかなうわけもなく、一味に加わる連判状を手にすると、舞台がそのまませり上がっていく様子がすごい。
稲瀬川谷間の場
せり上がると、がけの模様を描いた幕が振り落とされる。久々に前方に座ったので、その振り落としの布のたてる音が空気の振動と共に伝わり、わくわくする。そして、現れるのが、稲瀬川の谷間で息を吹き返した千寿姫。時蔵さんの十三と同じ身の上を嘆きあったあげく、あっさり、身を投げ、今度こそはかなくなってしまう姫が哀れ。浜松屋と稲瀬川勢揃いだけの上演をみただけでは、十三郎、て一体この人は誰???状態だったのだけれど、この人にも、 いろいろストーリーがあったのね。主人思いの十三が盗賊の仲間に入ったいきさつがよくわかりました。この場でのだんまりも、豪華メンバーだなぁ。團十郎、菊五郎、三津五郎、左團次、時蔵さん。このメンバーでのだんまり、ワクワクする。
二幕目 雪の下浜松屋の場
浜松屋では、海老蔵登場。出てきただけで、会場どよめく。先に、お練りでみたばかりの海老蔵を、今日は、白塗りの若旦那姿でみるのも嬉しい。しかし、でかいなぁ。父親の浜松屋幸兵衛の東蔵さんの二周りは大きい印象。鳶頭の清次に梅玉丈。粋でかっこようござんした。左團次さんの南郷力丸、悪だなぁ、うまいなぁ。菊五郎さんの菊之助、これも最高。大物感はありません。少し力の抜けた小悪党。男だとばれてから着物をはだけてみせる様子も、そこはかとない色気を感じさせ、(からだ締まっていました。ダイエット成功???)「知らざぁ言ってきかせやしょう。」の名台詞も、間がよいうえに、全く無駄なところがない。この味は、若い役者には出せない。菊五郎丈もみてたいし、海老蔵の若旦那にも、どうしても目がいってしまうし、忙しい。玉島逸当の團十郎丈もこわいくらいの風格あり。かっこいい。
同 蔵前の場
ここもおもしろかった〜。逸当、て悪者〜〜〜。こんなにして金を奪い取られるなんて、浜松屋にすりゃたまったもんじゃない。海老ちゃんの宗之助が父親幸兵衛をかばう様子も親子愛が美しい、と思ったら、この二人、血の繋がった親子ではないじゃありませんか。まぁ、駄右衛門、宗之助が我が子だったとわかり、面目ないことよ。同じく、菊之助も幸兵衛の息子だったなんて。斬っちゃう前にわかって、ほんとよかったね。菊之助ったら主筋のお姫さま、死に追いやって、バカバカバカ。駄右衛門、海老に育ての親を大事にせよ、と告げる。まぁ、こんな展開になるなんて、びっくりだわい。
稲瀬川勢揃の場
花道揚幕に志ら浪の文字の入った傘が咲く。美しい。花道に5人を揃えたその美しさ、豪華絢爛さよ。しかも、今回は、この稲瀬川勢揃までの筋立てがよくわかったので、感慨もひとしお。ベテランの気概が伝わる。五人の平均年齢60歳。若い役者さんには出せないベテランの風格。
大 詰 極楽寺屋根立腹の場
菊五郎丈、大立ち回りをみせてくれる。梯子の上にのっかったり、わずかな足場に足をかけて上ったり。体力使います。すごい。無念の切腹に、がんどうがえしも、迫力〜。
同 山門の場
うひゃ〜、手下と思ったら、寝返った、市蔵さんと男女蔵。
滑川土橋の場
富十郎さんも、最後を締める大事な役がはまっている。大団円、てか、違うけれど、やっぱり、團十郎丈は、すごい。 大きい大きい。
全編をつらねく七五調のセリフが耳にも小気味良く、また、内容も聞き取りやすい。とにかくおもしろい。大活劇でした。
二、三升猿曲舞(しかくばしらさるのくせまい)
松緑。33歳。この人も、風格がでてきたなぁ。かっこよかった。松緑さんの踊りは好き。で、歌舞伎界の五人の大先輩達の白浪五人男の後でも、決して見劣りしない。立派に昼の部を締めてくれました。
大満足の團菊祭昼の部でした〜。
獅童 in 「羊と兵隊」
2008.05.05 (Mon)
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獅童は、戦時下の円満家庭をぶっ壊すという、少々恐ろしげな役。
獅童の芝居は、こちらまで元気をもらえるのが好き。破天荒な暴れぶりをみせてくれるので、スカッとする。今度もそれを期待してよいのだろうか・・・。
岩松了さん、最近の作品は、シアターコクーンでの 「恋する妊婦」 (出演/小泉今日子、風間杜夫)。 〜なんて、私は、岩松さんの作品は、まだ未体験なのですけれどね。
詳しくはこちらで








![CNN ENGLISH EXPRESS (イングリッシュ・エクスプレス) 2008年 06月号 [雑誌]](http://blog-imgs-21.fc2.com/m/i/y/miya810/CNN.jpg)
